葺き替え工事とは、既存の屋根材を取り除き、新しい屋根材に吹き替えること。
構造上・劣化状態でカバー工法が難しい場合や、耐震対策として軽い屋根に交換したい場合などに行います。
下地部分の傷みまでしっかり補修できるため、耐久性が高まるのが一番のメリット。
補修工事をしても何度も起こる雨漏りにお困りの方や、屋根材の重量を軽量にして耐震性を強化したいといった場合にオススメです。
■葺き替え工事のメリット
○お住まいの寿命を延ばす
葺き替え工事では表面上の瓦だけでなく、防水シートといった下地部分まで一新いたしますので、新築のときのような屋根が実現できます。
下地部分が傷んだまま屋根の補修を繰り返し行っても、家の寿命は結果的に縮んでしまいます。
長く安心して暮らしていくために、定期的な葺き替え工事を行いましょう。
○適応力◎
屋根工事のなかには、既存の屋根の上から新しい屋根を取り付けるカバー工法というものがあります。
ですが、カバー工法は屋根の形状や構造、下地が深刻な劣化をしていると施工できないというケースも…。
その点、葺き替え工事であれば、すべての屋根に対応可能ですのでご安心ください。
○耐震性向上
近年の屋根材は以前に比べて軽い素材が多く、建物への負担が軽減。
地震が発生した際、重量ある屋根だと瓦が落下したり、最悪の場合崩れてしまうといったことも。
そのような危険から回避するためにも、葺き替え工事がオススメです。
ですが、築年数が長い家は、屋根の重さによって丈夫さが保たれているケースもあります。
当社では基礎部分や外壁、劣化状況といった屋根以外の部分も入念に調査した上で、最適な施工をいたします。
■葺き替え工事の流れ
1.既存の瓦・下地の撤去
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2.下地材の補強
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3.下葺き材を敷く
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4.瓦を引っかけるための桟木を打ち、瓦を葺く準備
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5.瓦を順番に並べ、軒瓦・袖瓦を止めて葺き、ビスで固定
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6.鬼瓦を設置し、のし瓦を葺いた後、冠瓦を被せる